いろんな癖毛がありますが、人によって前髪だったり、襟足だったり場所はいろいろ。
自分はどんな癖なのか。どこから癖が出てるのか。
確かめてみるとちょっと面白いかも…

自分の髪の毛の癖の場所を知ると、扱いやすいヘアスタイルも分かってきますよ。
福祉美容師の私が説明します。
ネープ(首の上)

- 上向きに生えている事がある
- 髪の毛の流れがまばら
- 髪の毛が太い
首の上は毛が太いので癖もしっかりしています。
上向きに生えてる人は短いボブにしちゃうとボリュームが出てしまい、朝のヘアセットが大変です。
長さがある程度あれば、生え癖の部分は覆いかぶされて隠れ、髪の毛の重みで収まりも良いでしょう。
逆に短くしちゃえば生え癖の部分は見えますがボリュームは気にならないでしょう。
オタマジャクシのしっぽのように、真ん中に向かって生えている人もいます。
耳後ろ

- 癖がある
- 膨らみやすい
こちらも癖があり、毛が太いので膨らみやすいです。
スッキリなショートヘアをされる場合は、ここをすいてボリュームを取るとまとまりがよくなります。
段をしっかりいれて、頭の形をきれいに見せましょう。
頭頂部(つむじまわり)

- 毛流れがまばら
- 強い癖がつむじの下にある
毛流れが、あっち向いたりこっち向いたりでまばらです。
つむじの流れにそってヘアセットをすればボリュームが収まり、逆らってヘアセットをすればほわッと浮いて、トップにボリュームが出せます。
強い癖がつむじの下にいることが多いです。
もみあげ(鬢)

- うねっている癖がある
- つむじの巻き方向によって左右の癖に違いがある
うねってる癖があります。
つむじの巻き方向によって左右の癖に違いがあります。
女性の内巻きにセットする場合は、右側が内に入りにくい方が多いです。
利き手の都合もありますが、サロンで勤めていても巻の方向のせいでしょうか。右側の髪の毛はクルットと内に入りづらく前へ飛び出してくる傾向がありました。
対策は根元からしっかりドライヤーで温風をあて、ロールブラシに髪を絡ませて引っ張りながらセットすることです。
頭頂部

- 癖が弱い
- カラーリングで染まりやすい
ここは癖は、そんなにありません。
体温が高いのでカラーリングをする際には、大変染まりやすいです。
一番最後に塗布していきましょう。
こめかみ

- 髪の毛が細い
- 元気な髪質だと前髪と馴染まない
髪の毛自体は細めです。
メンズでは、ここの髪の毛が元気で前に生えてくる方が多いです。
ここだけは、前髪と繋げずに別で短くカットしておくと顔にかかってこないので伸びてきても邪魔になりません。
前髪

- 癖が多い
- 短くすると軽くなってうねる
前髪は癖が出やすいです。
鏡で見るたびに、自分で見えてしまうので余計に気になりますね。
癖を取ろうと短くしてしまうと、髪の毛が軽くなって余計にうねってしまいます。
短くしようとはせず、ドライヤーやヘアアイロンで整えていきましょう。
まとめ
同じ頭から場所によって、いろんな癖があるので髪の毛は面白いです。
自分の癖を知ることでどんなヘアスタイルがあっているか考えることができます。

生えてくる場所によって癖毛のタイプはそれぞれ違いますね。
ご家族の、髪の生え癖を見てみるのも面白いですよ。
- 記事リスト 髪の毛が絡まった時の対処法
- 記事リスト 正しいシャンプー方法
コメント