
男の子の短いスタイルの後ろ姿。段がたくさん入っていて、ママがカットするのは難しそう…

バリカンを使えば、おうちでも簡単に段(レイヤー)が入ったバックスタイルが作れます。
バリカンで早く簡単にスッキリとできる方法を説明します。
男の子の後ろ姿がかっこよく仕上がりますよ。
基本的なバリカンのミリ数

①6mm ②9mm ③12mm
この数字は私がバリカンで使うアタッチメントのミリ数です。
もっと短くてもいい人は3ミリからスタート。髪が細かったり、短くしたくない人は12mmからスタートします。
①→③まで長さが頭頂部にいくにつれて長くなるように、アタッチメントを設定していきましょう。
バリカンにアタッチメントを装着したら①の一番すそからバリカンを当てて刈り上げていきます。
バリカンは横に動かさず下から上へと頭皮にピッタリ付けて動かしていきましょう。

最初は、音もあって怖いかもしれませんが、アタッチメントが付いて入れば切りすぎる事はほとんどないです。長さのイメージが付かなければ、長めのアタッチメントから始めていくと手直しがききます。
①の部分が終わったら②の部分へいきます。
グラデーションを作りたいので①の部分より長い設定にします。
②の部分が終われば、またアタッチメントを変えて長く設定し、頭頂部へいくにつれて髪が長く残るようにイメージをして刈っていきます。
バリカンの髪の毛からの抜き方

バリカンは下から上へ動かします。
この時のバリカンを頭皮から離す時は、いきなり動きを止めて離すのではなく自分の方へ刃が来るイメージでバリカンを抜きます。そうすればバリカンを離したところは少し長く残るので上の部分②③と自然に繋がってきます。
頭は丸いのでバリカンで平面的にカットしてしまうと階段のような跡が残りがちです。
頭の丸みをイメージしてきれいに繋がるようにイメージしましょう。
頭頂部の長さと繋げる

耳より下の段が出来上がれば上から降りてくる髪の毛と繋げましょう。
コームですくえば長い部分だけ出てきます。

頭頂部から降りてきた髪の毛と、今カットした髪の毛の長さを繋げるだけです。
頭の形を意識して、長い所だけカットします。
ハサミでもバリカンでもできますよ。
頭の丸みに沿って繋がれば男の子のうしろは完成です。
日本人の骨格の特徴

日本人の頭の形は絶壁な人が多いです。
ここを膨らますのはセットが必要になります。
耳下のラインをスッキリ短く段を入れることによって後頭部の膨らみが強調され頭の形がきれいにみえます。
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