普段、ゴロンと寝てたり、座位保持椅子に座っているので後頭部がすれて…朝、整えたスタイルがぐちゃぐちゃに…

寝たきりっ子あるあるではないでしょうか?
わが子もその一人…
ここで、ひと手間で崩れにくいアレンジができるのでご紹介します。
準備するもの

特別なアイテムはいりません。
- ヘアゴム(ビニールゴム)
- コーム
- 保湿剤
これだけで出来ます。
ヘアゴムはビニールのものが滑りにくくて使いやすいです。色は黒が目立たなくておすすめ。透明も一見よさそうですが、光の当たり具合で目立ってしまうので。私はいつも黒ゴムを使用してます。
コームは枝が付いたものが髪を分けるときに使い易いです。危ない場合は枝のないものでもできます。
枝のないコームで髪を分けるときはコームの頭の角部分を使用しましょう。
保湿剤は、スタイリング剤替わりに…ヘアワックスを寝たきりの子に使用するのは抵抗ないでしょうか?枕とか椅子などに付くのが嫌なので、お顔に塗っても大丈夫な保湿剤をほんの少し使います。
保湿剤を髪にほんの少し付けることによって手からスルスル髪の毛が逃げなくなるのでしっかり結えます。
ブロッキング

今回は二つお団子の作り方です。
頭頂部に一つのお団子の場合はブロッキングは必要ないです。
しっかりコーミングしておきましょう。

きれに分け取りたい時はゴムを使いながらブロッキングをしていくと、パラパラした髪の毛が入ってこないです。
髪の毛を結ぶ

ヘアゴムで根元を結ぶ
左手でグッと毛束を持ちましょう。緩まってしまうと結んだ時に、飛び出してくる髪の毛があります。
コツは下からすくい上げるように毛束を持つことです。すくいながら持てば下にパラパラ落ちてこないのでゴムでくくりやすいです。
三つ編みをする
結んだ毛束を三つ編みしていきましょう。しっかり引っ張りながら固い三つ編みをしていくイメージです。緩い三つ編みだと、ゴロンとしている間にくしゃくしゃになってしまいます。
三つ編みができたらビニールの黒ゴムで三つ編みがほどけないようにくくりましょう。
お団子をつくる

三つ編みにした毛束を、根元を軸にしてくるくる巻いていきましょう。
ソフトクリームの巻きのようなイメージです。
力を入れてくるくる巻いていくと崩れにくいお団子ヘアができてきます。
手の力を抜くと、お団子がほどけていってしまうので…左手でしっかり持ったまま、右手で黒ゴムを持ち、お団子の上から結っていきましょう。
三つ編みで、髪の毛が絡み合っているので、根元を結うだけで、しっかり固いお団子ヘアになります。
まとめ

場所、高さ、大きさを変えればいろんなバリエーションのお団子ヘアができます。
保湿剤を少し塗って、結びやすくすること。三つ編みで髪の毛をしかり絡ませてほどけにくくすること。このひと手間が寝たきりっ子の崩れにくいヘアアレンジになります。
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