娘は歩くこと・話すことができない重度心身障害児。移動・食事・排泄など全介助が必要です。
医療ケアはありませんが、てんかんがありてんかん薬を毎日飲んでいます。
そんな重度心身障害児の娘と旅行へ行くとき…。
忘れ物がないようにしなければなりません。
あれも必要!これも必要!なんて考えていたら2泊3日の旅行でもとんでもない荷物になります…。
私はこんな方法で重度心身障害児の娘との旅行の荷造りをしています。

パッキングの参考になれたら嬉しいです♪
旅行1週間前
出発1週間前くらいになったら、宿泊するホテルのアメニティグッズや借りれるものなどを確認しておきます。
公式サイトなどで確認しておけば、不必要なものまで持って行ってしまうのを避けるためです。
これだけで荷物はだいぶ少なくなります。

ホテルのシャンプーや化粧水などが合わない場合は自分のを持って行きましょう!
旅行2日前
出発2日前くらいから私の中で荷造りは始まっています。
持って行くキャリーケースを出して軽くお掃除。
絶対忘れてはいけない娘のてんかん薬はこの時点で用意しておきます。
あとは、レトルトのおかゆなど常温で大丈夫なものをキャリーケース付近にポンポン置いておきます。


当日の朝に荷造りするものはメモに書いて貼っておきます。
思いついたことはどんどんメモに書いておきましょう!
『何か入れようと思っていたんだけどなんだっけ?』と忘れてしまうことを防ぐためです♪
旅行前日
まずは…落ち着く
荷造りの前って気持ちがドキドキしてしまうというか…。忘れ物があったら私の責任だ!なんて考えてしまって気持ちが疲れてしまうのは私だけでしょうか。
海外ではないので最悪購入できます!言葉も通じます!
なのでいったん落ち着きます。
絶対必要なもの・・
- 娘のてんかん薬
- 浣腸
- 保険証
- 障害者手帳
このくらいでは、ないでしょうか?代えがきかなくて行先で手に入らないもの。
それだけ荷造りで入れたら落ち着いていいんです♡
本格的な荷造り開始

とりあえず必要そうなものをキャリーケース付近に集合しておきます。
(生活感だらけの写真ですがこれがリアルです…)
- 衣類
- おむつ類
重度心身障害児の娘は刻み食を食べるので、かならずここでキッチンバサミを用意しておきます。
行き途中での食事があるのでキャリーケースに入れてしまわず、手持ちで持って行きます。

カバーを付けてタオルを巻いて。安全に持って行きます。
いったん必要そうなものが山積みになったら、仕分けをしていきます。
私・パパ・上の子・娘とそれぞれ何が必要か考えながら仕分けをします。

一人一人の行動や必要・不要を考えることで忘れ物がないように荷造りできます◎
とりあえずキャリーケース付近に集合させていたもので、『やっぱりいらないな』と思うものは入れません。

テトリスのように隙間なく詰めれると嬉しい気持ちになります。
重度心身障害児の旅行にあったら便利なもの
- 洗濯ピンチ
- 子どもハンガー
- プラスチックの食器
- 紙パックお茶
- ポリ袋
- スポンジ・食器洗い洗剤
- ポンチョ(アウター)
ホテルによっては置いてないところがあるので、必ずもっていきます。
吐き戻しなど、急な対応があった時に手洗いでお洗濯をして洗濯ピンチでかけておけば翌朝には乾いています。(ホテルは乾燥しがち◎)
プラスチックタイプの割れにくい食器を2つくらい持って歩くととても便利でした。
食べ歩きの時や、食事の予定がなくて軽食を取る時もプラスチックの食器に取り分けてキッチンバサミで刻めは娘も同じものを食べることができました。
『〇時に食事』と予定が決まっていれば準備ができますが、旅行先でフラッと入って軽く食べるときに便利でした。
使った食器は、ポリ袋に入れてホテルで洗います〇
障害児バギーの乗り降りの際、いちいち袖に腕を通して上着を着させることが地味に大変でした。協力動作がないので、特に厚着をする冬の長袖の脱ぎ着が大変です。
アウターをポンチョタイプにしたらすごく楽でした。
障害児バギーに乗せて羽織るだけで暖かいです◎室内に入って暑くなれば簡単に脱ぐことができます♪

旅行当日
当日は、メモに残していた入れるものを入れて出発です!!

キャーリーケースが閉じないのは想定の範囲ですw
このあと、上に乗ってしっかり閉めました!!

ドライブでの長旅に大変便利です!保冷剤と一緒に飲み物やゼリーを入れて車での移動時の水分補給に♪
高速道路はいつ通行止めになって足止めを食らうか分かりません…。
そんなことを想定しているので、車での長距離移動は飲み物食べ物を多めに持って行きます♪
まとめ
重度心身障害児の旅行準備をご紹介しました。これが私の荷造り術です。
ポイントは、
- 宿泊するホテルに確認
- いったん気持ちを落ち着かせる
- とりあえずキャーリーケース付近に出しておく
- 後で仕分け
です。
重度心身障害児も工夫をすれば旅行にだって行けます!
不便は自分の工夫でなんとかなりますから。。。
皆様♡いい旅を♪









