障害児育児の大変さでたまには離れたいなー。なんて思う時にぜひ利用したいのが
児童発達支援センター(デイサービス)です。
地域によって支給される日数が違いますが、それでも少し子供と離れることによってママはリフレッシュできます。
『まだ小さいから預けるのに抵抗がある』と、思っているママに読んで頂きたいです。
私は娘を2歳から児童発達支援センターにお世話になっていますが、メリットがたくさんでした。
ありがたいことに、私の地域ではいくつも児童発達支援センターやデイサービスがあり見学をして選ぶ事ができました。
この記事では、
- 児童発達支援センターの利用方法
- どうして今通っているセンターを選んだのか
- 実際どうだったか
- 今後のデイサービスをどうしたいか
を、ご紹介します。今、悩まれているまだ小さい障害児ママさん。そして、特別支援学校に入ってから放課後デイサービスを利用しようと思っているママさん。一緒に見ていただけたら嬉しいです。
児童発達支援センター(デイサービス)の利用方法
児童発達支援センターには種類がある
医療型
医療ケアがある子や肢体不自由児さんが医療を受けながら発達の支援を受ける場所。
福祉型
知的障害のある子が、日常生活がおくれるように訓練する場所。療育。
地域によって支給量が違う
まず、市町村の窓口で『児童発達支援センターに通いたい』と申請をすると本当に必要なのか審査があります。娘は重度心身障害児なのですんなり通りました。
私の住んでいる地域では、年齢で支給量が違っています。
- 2歳 5日/月
- 3歳 9日/月
- 4歳(年少) 23日/月
2歳の頃は週に1日行くのみでした。たった週に1日ですが、それだけでも自分の時間が取れるのでかなりリフレッシュできました。
年齢が上がるにつれて支給量も増えていきます。4歳の年は一般でいう幼稚園と同じなので平日は毎日通えます。
通う事ができる日数。申請が通ると受給者証がもらえるのでそこに記載されている。
あくまでも、支給量なので月に全部使わなくていい。支給量を上回る登園はできない。

地域によって差があります。
私のお友達で隣の市は27日/月 を支給されているので土曜日も通う事ができるそう。
逆に、田舎のお友達は15日/月 の支給になるので通えない日は予定を入れたり通院をしたりしているそう。
全国統一して欲しいですね…。
この児童発達支援センターを選んだ決め手
ありがたいことに、私の地域ではいくつかセンターがあるので選ぶことができました。
いくつかある中で、娘を安心して預けれそうな所を3つピックアップして見学に行きました。
Aセンター
- 一軒家がバリアフリー化されていてセンターになっている
- 看護師さんが常にいらっしゃる
- 送迎あり
- 9時~15時の預かり
- お散歩などよく外へ行く
- 毎日SNSで活動を配信している
- 給食がないのでお弁当を持参
- 慣れるまでママの付き添いが必要

雰囲気もよくて、預かり時間も長い。ただ、毎日お弁当が…
Bセンター
- 店舗の1階にあるテナント
- 人数が数人の定員でゆったり過ごせる
- 送迎なし
- 9時~16時までの預かり
- 肢体不自由児さんばかりなので安全
- 看護師さんが常にいる
- 給食がないのでお弁当持参
- 中央分離帯があり施設内に入りにくい
- 駐車場が狭い

送迎がないのとあまりにも駐車場が狭いので、ここは施設どうこうよりも送迎をする私が難しいなと思いました。
ゆったりした雰囲気だったので、賑やかが好きな娘には合わないだろうと思いました。
Cセンター
- 幼稚園みたいな大きな施設
- 肢体不自由児さんも知的障害児さんも一緒に通える
- 送迎あり
- 9時30分~13時30分までの預かり
- 給食あり
- お散歩、お買い物、児童館など園外活動がたくさん
- 先生がたくさんいる
- 看護師さんは常にいない

預かり時間が短いですが、なんといっても魅力的なのが給食です。
園で手作りしたものを、娘が食べやすい形態にして食べさせてくれます。
見学の時に試食をしたら美味しくて。
看護師さんは常にはいないですが、娘には医療ケアがないので問題ないと思いました。
3か所見学に行き、娘にとってどこがいいのか。長く通えるか。よく考えCセンターに決めました。
やはり給食の存在が大きいです。毎日お弁当はキツイ…

どこのセンターもそれぞれ魅力的で、ちがった雰囲気で。
どこに入っても安心して預ける事ができそうなセンターばかりでした。
刻み食を食べている子のママにぜひおすすめしたい!
センターの見学で出会いました。
シュレッダーバサミ。
給食を刻み食にするために、先生が使っていました。
今までキッチンバサミで地道に刻んでいたので、このハサミとの出会い、私がする娘の食事支度の時短に大成功しました!
長くお世話になるのはCセンターに決断して、いつから通えるのか日程を調整してもらい通い始める事ができます。
2歳のまだ支給量が少ない時だったので、何曜日に行くか調整してもらい、通院で都合が悪い日は日にちをずらしてもらって月の支給量いっぱいしっかり通いました。
児童発達支援センターに通えた結果
2歳から通えてよかった事は、
4歳から毎日通う時に、慣れているのでそのままスムーズに通えることができました。
嫌がって泣くこともなく、こちらも先生やセンターの方針などをすでに分かっているので、4歳から毎日通わせることに不安はなかったです。

家で私と過ごすより、センターでとても賑やかな中いっぱい刺激をもらえる事は娘にとって大変よかったです。自分の手足で遊ぶことが好きな娘が、他人に興味を持ちジーッと見つめたり、先生にサポートをしてもらい家でできない体験をいっぱいさせてもらっています。
体中に絵の具をつけて遊んだり、給食を自分たちで作ったり。
毎日、どんなことをしたのか書いてある連絡帳が楽しみで仕方ないです。
今後のプラン
娘は、2026年度より特別支援学校に通う予定です。今通っているセンターもあと1年で卒園します。
ここで、出てくるのが放課後等デイサービスどうする問題。
今通っているセンターの放課後デイは受け入れがないので新たに探さなければなりません。
まだ説明を聞いた程度で見学は行けてませんが…
- 学校に併設している放課後デイ
- 学校から少し遠いが送迎があるデイ
- お風呂のサービスがあるデイ
医療ケアがない障害児なので、選択肢が少なく困っています…
お座りが安定していれば、選択肢が少し広がるそうですが…
まだ1年、時間があるので、先輩ママたちに聞きながらどうしていこうか決断できたらなと思います。
娘が話せる子なら、
ここ行きたい!
ここは○○だから嫌だ!
と、意見を聞けそうですが重度心身障害児。決めるのは親である私。
娘が楽しく通える所を精一杯考えて決断したいと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
まだ小さい障害児育児をされているママさんに、児童発達支援センターの事についてご紹介させていただきました。
これからずっとお世話になるセンタ―(デイサービス)。
選ぶ基準の参考になれたら嬉しいです。
- 記事タイトル 障害児バギーユーザーにとってどうにかしてほしい事
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