先日、来年から通う事になる特別支援学校に見学と面接に行ってきました。
私は、娘が年中の時から何度か見学をさせてもらっていたのですが
娘を初めて連れて行きました。
娘が通うであろう支援学校
娘は、歩く事・話す事が難しい重度心身障害児。首が座っている程度の肢体不自由児です。
娘が通う事になりそうな支援学校は、肢体不自由児さんばかりの学校。
肢体不自由児さんといってもさまざまで、寝たきりの子もいれば車いすに乗れば元気に動いて普通の小学生のようにお勉強をしている子もいます。
その子その子に合わせて先生が授業を組んで一緒に学んでいました。
見学した印象

私は3回目の見学になりましたが、毎回思う事は…
先生がニコニコしている!!
って事です。
どの教室に案内してもらっても、先生がみんなニコニコ!先生同士の会話が面白い♪
そのニコニコで、教室にいる肢体不自由の生徒さんたちもニコニコ笑顔。
みんな笑顔で、活動をしていました。
支援学校の活動
体を動かす事

娘が通うのは、肢体不自由児さんの学校。
それでも、歩く事が出来る子もいます。(歩けるようになった子です)
見に行ったら、運動会の練習をしていたクラスがありました。
大きな多目的室でお部屋全体を使って曲に合わせて歩いていました。
歩行器を使っている子も。車いす(障害児バギー)の子は、足で先生の手を蹴って車いすを前へ進ませていました。どの子もみんなニコニコで頑張っていて、こちらも自然と笑顔に♪
体験学習
あるクラスでは、冷たいスライムを両手で触って感触を楽しんでいました。
順番に一人ずつ触って、順番に手を拭いてました。スライムの番が終わった子は、次の子がスライムを触っている姿をジーッと見つめて『私もまだ触りたかったのにな‥』と伝わってくる表情でした。
一緒に見学に行った娘も触らせてもらいました。冷たさに手を引っ込めてしまったのですが…
おうちではできない体験を先生たちと笑いと共にしていました。
個別学習
個別の時間も見学することができました。
個別の時間は、その子に合わせて体を伸ばしたり、動かしたり、お座りの練習をしたりとリハビリみたいな印象でした。
マットの上に、生徒一人に先生一人。マンツーマンで体を触ってもらっています。
嫌がっている子はおらず、やはりみんなニコニコ♪寝ている子もw
歩行器の練習では、大好きなメルちゃん人形を目指して頑張って歩いている姿が見られ、
先生はちゃんとその子の特性や好きな事をよく知っているなと感心しました。
障害に合わせて組まれる授業

重度の子
娘のように、重度の知的障害がある子は、自立支援の授業がほとんど。
同じリズムで過ごして、体を動かしたり、物に触れてみたり。
お勉強というお勉強ではなくて。生活リズムを整えるようなイメージでした。
軽度・中度の子
お話ができるけど、文字とかは難しいよって子もいました。先生と会話をしながら折り紙でお花を折って飾ったり、土に種を植えたり。
先生の支援は必要だけど、ある程度の事は自分でやっているイメージでした。
知的障害がない子
普通の小学生のお勉強をしていまいた。見に行った時は、難しい掛け算をしていました。
先生が付いて計算の仕方を習っていました。
その子に合わせた授業内容で、お勉強ができる子は一人一人時間割も違いました。
本当に先生が生徒の事をよく見ていて感心しました。
5時間目は日によって違う
午前中頑張って過ごした肢体不自由児さんたちは、午後からは疲れてしまう子が多いそう…。
生徒の様子を見ながら、5時間目をどう過ごすか毎日違うみたいです。
面談
見学の後に、面談をしてもらいました。
娘の薬の内容や、てんかんの症状。家族構成など…聞き取りをしてもらって、娘の事を知ってもらいました。
- 【しゃっくり?!】一定的な不思議な動きの正体は?てんかん発作
- 【障害児育児】嫌がらずに薬を飲む方法
- 【100円ショップのアイテムで】毎日飲む薬を収納
- 【きょうだい児あるある】きょうだい児がきょうだいの障害に気付いた時
最後に、体験入学の日や入学説明会の日程をもらって特別支援学校の見学は終わりました。
まとめ
とにかく、みんなニコニコしている!明るい雰囲気!ってのが毎回思う印象。
ここなら娘を安心して預ける事ができると思いました。
今、通っている児童発達支援センターも大好きだけれど、
この支援学校にも早く通わせたいなと思いました♪

気軽にコメント下さい♪