髪の毛を伸ばしている途中でも・汗疹対策に
髪の毛が中途半端な長さで…結べないし、だけど切りたくない。
髪の毛を伸ばしている時でもゴムだけでアップスタイルができます。
ヘアピンを使わないので、寝たきりの障害児さんにも使えます。コロコロ転がっても崩れにくいですよ♪
そんなアップスタイルを障害児ママで福祉美容師の私がご紹介します。
用意するもの

- ヘアゴム
- コーム
- 保湿剤(ワセリンでも)
保湿剤を使う理由は、子供にヘアワックスを使うのに抵抗があるためです。
- 記事タイトル 寝たきりの子のヘアアレンジ
アップスタイルの作り方
耳から上の部分はハーフアップに

耳から上はしっかりとき上げてハーフアップにしておきましょう。
襟足が短い髪型の子がアップスタイルにするためには、ここで分けておく事が大事です。
正面から見るとお団子ヘアに見えるので可愛いですよ♪

耳下の短い襟足部分は逆くるりんぱ

短い襟足の長さを2つ・もしくは3つに分けてそれぞれゴムでくくります。
くくった髪の毛を逆くるりんぱ!
髪の毛の毛先を下から輪っかに通してくるりんぱをすると綺麗に襟足が上がります。


ピヨンと出ている毛先は出ていても可愛いですし、気になる人はゴムでまとめて下さい。
寝たきりの子でなければ安全なヘアピンで留めても可愛いと思います♪

くるりんぱ専用のアイテムを使えば簡単にできます。
ポニーアレンジスティック

寝たきり我が子のヘアアレンジ
ギザギザにブロッキング

コームの枝を使ってギザギザに分けて結びます。


ゴムをたくさん使っておさげヘア

ゴムをたくさん使って細かく結んであげれば、ゴロゴロ動いたり、座位保持椅子で頭が擦れても崩れにくいです。
まとめ
いかかでしたか?
髪の毛が短くてもできるアップスタイルをご紹介しました。寝たきり障害児さんでもできるようにヘアピンはなしでゴムで簡単にできます。
髪の毛を伸ばしていて中途半端が一番暑くて汗疹ができやすいですよね…
このテクニックで、夏を乗り越えましょう♪
黒ゴム
ビニール製なので絡みにくいのにほどけないです。透明より黒色のゴムが目立ちにくいです。たくさん入っていてお得♪
※濡れた手で髪の毛を結ぶと、ビニール製のゴムは切れやすいです
ワセリン
保湿剤として皮膚に使用するのはもちろんですが、髪の毛に使えばスタイリング剤代わりに。ホールド力はないですが、うるおいが出ます。子供の髪の毛は細くてサラサラしているので、結うにも髪の毛が逃げてしまい結びにくいです。そんな時に少しだけ使うとヘアアレンジがしやすいです♪
コーム
ヘアアレンジ用・ヘアセット用のコームは先が尖っているので、髪の毛を分ける作業にとても使いやすいです。
ギザギザアレンジには必須アイテムです。
くるりんぱ専用アイテム
髪の毛を結んでゴムをずらし、くるりんぱしたい所に刺して輪っかに毛先を入れて引っ張ります。手でやるよりも綺麗にできます。
気軽にコメント下さい♪