
発達障害で、ヘアカットの最中、動かずにいるのは難しいかも‥

発達障害児さん。いろんな子がいます。大丈夫ですよ。私がカットさせてもらってる子の姿勢をご紹介します。
障害児さんはみんなそれぞれ特性がちがう
私は娘が通っている児童発達支援センターへ、ヘアカットをさせてもらいに行っています。
いろんな子がいて、それぞれヘアカットをする姿勢も違います。
カットは座ってする!が、すべてではないです。
その子にあった姿勢で無理のないように髪を切ります。

首が座ってない子のヘアカットはゴロンと寝たまま

首すわりがない子や寝たままが楽な子はこの姿勢です。
クッションをいれて、横や後ろをカットしていきます。

ママや先生の抱っこなら安心

ママや先生に抱っこしてもらいながらでも大丈夫。
カットクロスをしてもらい、お子さんを抱っこしてもらいます。
ママや先生も髪の毛で汚れないように配慮します。

ママや先生に抱っこをしてもらうことで、障害児さんも安心します。
椅子に座る

座ってるのが大丈夫な子は椅子で。
みんなが座るような椅子でも、ヘッドレストがついている座位保持装置でもヘアカットできます。
椅子のタイヤなどに髪の毛が入らないように、カットクロスは2枚使いしっかりガードします。

いつも座っている椅子なら、姿勢も辛くならずにヘアカットできます。

ヘアカットは座らなくてもいい

立ったまま、好きなおもちゃや動画などを見ててもらいヘアカットをすることもあります。
よく動く子だと、ハサミやバリカンを使うので細心の注意をしています。
ママさんや先生に支えてもらいながらのヘアカットになります。
立位装置・プロンボードで

寝るのも、座るのも、立つのも難しい子は、プロンボードに立ってヘアカットします。
タイヤに髪の毛が入らないように工夫をします。
自分で身動きがとることができず姿勢が崩れないです。

ヘアカットをする私は、この姿勢が一番ハサミが入りやすいです。
立った姿勢が辛くならないように素早くカットをして、プロンボードの台の上にはタブレットやおもちゃを置いてヘアカットします。

まとめ
どの姿勢も美容師ひとりでヘアカットをしていくのは難しいです。
ママさんや先生にお手伝いいただいて、ヘアカットができます。

ハサミやバリカンを使用するので、危険がないことが一番です。
障害児さんの特性に合わせ、カットされる子もする側も辛くないように素早く施術をすることが大事です。
子どもは、ヘアカットの最中でもよく動きます…。動くたびに髪の毛がパラパラ落ちてしまってはお掃除が大変。
髪の毛を受け止めることができるマントケープを使うと下に落ちにくいので後片付けが簡単に済みます。
使い捨てではないので、軽く洗って何度でも使えますよ♪
安全に使うためにロックが付いている子ども用のヘアカットセット。
- カットばさみ
- すきばさみ
- コーム
3点セットなのですぐに使えます♪
柔らかい子どもの髪の毛を切るのに使いやすい商品です。
刈り上げヘアやツーブロックなど、バリカンは男の子ヘアカットにとっても重宝します。
水洗いできるのがおすすめ♪使い終わった後に、髪の毛が結構刃に挟まるので、水で流してしまえばお手入れ完了です。
バリカン初心者さんは、値段がお手頃なバリカンでまずは慣れましょう◎

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